大阪 質屋
質屋さんは減っています。誰が読んでいるのか判らないブログですが、場合によっては誰も読んでないのも、またブログ。このブログも、当然ながら誰も読んでない可能性もある訳で、そうなりますと当然の如く、これは「ただの日記」に成り下がる訳ですね。そう考えると悲しくなってしまいますが、それでも商売がウマクいって、数年後、十数年後に読み返した時に初心を思い出す切っ掛けになったり、雇った社員が、私がどんな気持ちで業務にあたっていたかを感じる事が出きれば・・・と、希望を持って書いている事は確かです。質屋情報は記事の下にあります。
質屋情報は記事の下にあります。訪れたバブルしかしながら、デフレ経済の中にあり、給料を稼ぐのが難しくなった今でこそ、年金プラス15万円が魅力的に見えても、バブル成長期の若者にとって、そうでないのは明らかです。もちろん、先行き明るいと信じられていた当時、2006年とはこう言う年ですと判るはずがありませんので、家族が他の魅力的な商売や職業を横目に「とうちゃん、俺は質屋を継ぐよ!」と言えた方は決して多くなかったでしょう。また、週休二日制に加えてまとまった休暇が取れたり、ボーナスがあったり・・・と言う世の中の雇用形態と比較して、ナカナカ休みが取れず、出かける事もママならない質屋業務はさぞかし不便に見えた事と思います。
安定感のある質屋経営そんな中、私にとって質屋経営が非常に魅力的だと感じたのが、質屋経営の収入の堅実さです。確かに、個人経営の質店で一攫千金は狙えませんし、大金持ちになる事も難しいかもしれません。しかし、年金受給がいつになるか判らない、はたまたどれくらいの受給額があるか判らない第二次ベビーブーム世代のサラリーマンにとっては、55歳から60歳の間に退職してから受給されるまでの期間、どうやって食い繋ぐかが、切実な問題となります。仮に一ヶ月当り10万円の生活をしたとして、一ヶ年で120万円の出費となりますが、年金受給開始が仮に70歳となったなら、少なくとも10年間の生活で1,200万円の貯蓄が必要となる計算です。
質預かりなら、品物は担保として質屋が預かり(民法でいうところの「質権」の設定ですね)、お金を貸し出します。期日までに一定の利息と元本を持ってくれば、品物をお返しします。最初の3ヶ月間は、なんにもしなくても質流れになることはありません。それを過ぎても何にも持ってこなかったら、所有権は質屋に移ります。もし、元本分が期限に間に合わなくても、利息分だけ払ってくれれば、預かり期間を延長できます。大昔の質屋と違って、最近の(といってもここ20年ほどの間ですが)質屋では預かる品物(これを質草“しちぐさ”と申します)が大分変りました。以前は、何でも預かっていたわけです。