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質屋 シバ

これは、サラリーマンの年収のソレをそのまま反映したかのようなグラフになっていたと思います。ではさらに、質店が最も多かった1980年代に話しを戻し、質店の成り立ちを思い出してみましょう。札幌では明治・大正・昭和初期から質店を営み、代々引き継がれている老舗質店を除けば、高度成長期を支えた方が年金の足しにと、それまでの貯蓄と退職金を保管設備・準備金として整え、開業した店主が多かったと聞いています。例えば貸金の残高が常に300万円を維持したとするなら、年間の回収は少なくとも6割の180万円、月当り15万円の収入になります。また流れた商品は組合の競売に出せば、ある程度の利益が出るでしょうから、年金にプラスしてこの金額が出るのであれば、オカシナアルバイトに出るよりも良いでしょうし、何より自宅に居ながらにして、低コストで運営出来ますので、金の勘定と査定さえ間違えなければ、高齢になっても続けられる質屋さんは、魅力的な商売であると言えると思います。

さらには自分でマニュアル化を、と質店オーナーが思っても、現役時代の経験や能力がなければ、それも挫折してしまうでしょうし、ワープロやパソコンの操作もままならなければニッチもサッチも立ち行かなくなる、そんな苦しい世代交代がこの先も待ち受けているのだとしたら、個人経営の質屋さんは店を畳む意外の選択肢がなくなってしまいます。質屋情報は記事の下にあります。

月々25,000円なら丁度1,000万円、3万円なら1,440万円になります。先日の話・・・年金受給期間が70歳になった場合、退職後の十数年をどのように生き抜くか・・・ですが、その為の貯蓄は、月にたった10万円の生活でも、10年を過ごすのに1,200万円もの貯蓄が必要になる、と言う話です。と、ここまで話せばお察しの通り、貯蓄するつもりの1,200万円を、質屋に投資したらどうだろう?と単純に考えてしまった訳ですね。世の中暗い話題ばかりです我々個人が納める税金は微々たるものですが、国や地方が浪費する税金はいつも億単位、場合によっては兆単位。

質預かりなら、品物は担保として質屋が預かり(民法でいうところの「質権」の設定ですね)、お金を貸し出します。期日までに一定の利息と元本を持ってくれば、品物をお返しします。最初の3ヶ月間は、なんにもしなくても質流れになることはありません。それを過ぎても何にも持ってこなかったら、所有権は質屋に移ります。もし、元本分が期限に間に合わなくても、利息分だけ払ってくれれば、預かり期間を延長できます。大昔の質屋と違って、最近の(といってもここ20年ほどの間ですが)質屋では預かる品物(これを質草“しちぐさ”と申します)が大分変りました。以前は、何でも預かっていたわけです。

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