質屋 池袋
冷静に考えて、1,000円の貸し付けで、一ヶ月後に返済すると1,090円ですから、一ヶ月当り9%の利息を取っている事になります。月9%と言うと、年にすると108%となり昨今世間を騒がせ問題となっている消費者金融のグレーゾーン金利を遥かに超えるパーセンテージで、表面的に見れば社会的に認めてもらうのは難しいでしょう。しかしながら、現在も年間最大109.5%の金利が認められる背景には、次のような理由があるのです。質屋の仕組みから見ると・・・銀行や消費者金融などから無担保融資を受けられない方、利用したくない方、どなたでも利用可能です 有担保融資ですので、保証人が不要で、期限が切れた際も契約が満了となり、厳しい取り立てや催促がありません。
例えば当店の場合、電動工具や家電品と言った数千円の貸し付けを行いますが、ブランドブティック系の綺麗なお店に、作業着姿で電動工具を持ち込むには、イササカ抵抗があるのは否めません。そこで、例えば当店が5,000円で一ヶ月間の貸し付けをしますと450円の預り料の収入が発生しますが、正直なところ、手間とリスクを勘案すると、商売としては成り立たなかったりします。しかしながら、巨額の投資をする質店では、人気ブランドの財布なら3?5万円、腕時計なら10?20万円と、単価が極端に上昇します。10万円超えで9%の預り料金を取っている質店は少ないと思われますが、同じ一ヶ月でも時計一本で10万円なら8,000円?6,000円の収入が発生します。
こうした事から、私ども第二次ベビーブーム世代近辺には、質屋さんは高齢の夫婦がノンビリと仕事をしながら、ノンビリと生活しているイメージが強いのだと思われますが、バブルによる金銭感覚の麻痺が、質屋さんの後継者不足の一因になったのではないかと、私的には思っています。後継者不足を考えるこうして、当時の青年期を過ごした方には、質屋業は魅力的に見えず、後継者とは成り得ませんでした。その上、質屋さんは一言では説明のし難い、難しい技術職であります。質屋情報は記事の下にあります。
質屋情報は記事の下にあります。仮に40年弱の労働ですと、単年で500万円となりますか・・・広がる所得格差と、言う訳で国税庁のデータなんかを見ると、男女の格差はもちろん、平均年収500万円をクリアするのが実は難しい事である事が判ります。現在急増しているのは、年収300万円以下の層。平均は500万円ですが、500万円?900万円の層は実は薄く、1,000万円以上からまた増加するようです。単純な例では、年収1,000万円が2人、年収300万円が5人でも平均年収は500万円になります。さらに経済がドン底の札幌では、働き盛りの30代?40代で年収300万円前後はザラ、20代は300万円以下がほとんど、と言った状況だそうで、例えば50代にようやく年収500万円ベースに乗っても、平均では400万円前後に落ち着いてしまうそうです。